アメリカ―文学史・文化史の展望

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 519p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784775400661
  • NDC分類 253
  • Cコード C3098

内容説明

アメリカ文学・文化研究における最重要トピックを選び抜いた、待望の“定番”登場!アメリカ研究の伝統を重んじながら、ここにいま新しいアメリカ像を送り出す。

目次

アメリカ文化史を求めて―一日本人研究者の軌跡
アメリカ史とアメリカ文化史―変化と終焉
アメリカ文化史とアメリカ文学史(パリントンまで)―オールド・ヒストリシズムの世界
アメリカ文化史とアメリカ文学史(マシーセン以後)―米文学史の戦後構想からバーコヴィッチまで
アメリカ文学史の見直し論争―マシーセンの万華鏡
アメリカ文化史におけるニューイングランド対西部―ピューリタンと開拓者
アメリカ文化史における南部―ディレンマという思想、敗北という文化
アメリカ文化史とマイノリティ―仮面をめぐる攻防
アメリカ文化史における男と女―親愛なるマーガレット/もっとも親愛なるウォルド
アメリカ文化史と大衆文化―音楽の鳴っている小説 ジョイス・キャロル・オーツの「どこへ行くの、どこ行ってたの」を読む
アメリカ文化史とサイエンス・フィクション―ブラック・ユーモアの倫理とリンチ国家の精神
アメリカ文化史における絵画―グロス・クリニック
アメリカにおける映画館の文化史―みんなで映画を見に行こう!
アメリカ文化と宗教―変わりゆく前千年王国主義
アメリカ文化と音楽―アメリカン・ミュージックのアメリカ性
アメリカ文化の内なるものと外なるもの―フィリップ・ロス『人間の汚点』における境界と歴史
日本におけるアメリカ文学史―歴史と文学のあいだには

著者等紹介

亀井俊介[カメイシュンスケ]
1932年、岐阜県生まれ。1955年、東京大学文学部英文科卒業。文学博士。東京大学名誉教授、岐阜女子大学教授。専攻はアメリカ文学、比較文学。著書に『近代文学におけるホイットマンの運命』(研究社、日本学士院賞受賞)、『サーカスが来た!アメリカ大衆文化覚書』(東京大学出版会、日本エッセイストクラブ賞、日米友好基金賞受賞)、『アメリカン・ヒーローの系譜』(研究社、大仏次郎賞受賞)ほか多数

平石貴樹[ヒライシタカキ]
1948年生まれ。東京大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。