内容説明
弁護士のイメージを打ち破った男は府知事の限界を突き破ることができるのか!?大阪府知事選では府民の心を上手に掴んでほぼダブルスコアの圧勝を果たした橋下徹。持ち前の知的センス、ラグビーで培ったファイトで大阪を立て直すことができるのか。本書は大阪府新知事を応援しつつ、まだまだ知られていない橋下徹という男の実像をさぐるヒューマンドキュメントである。
目次
プロローグ 自民党寄り(?)とアンチ阪神の新知事
1 プチホームレス時代もあった青春激闘記
2 橋下徹はどんな弁護士だったのか?
3 女性、家庭そして家族問題と橋下徹
4 大阪府知事選への出馬と当選
5 新知事を飲み込む抵抗勢力を砕けるか!
著者等紹介
服部翔太[ハットリショウタ]
昭和19年東京に生まれる。法政大学経済学部卒業後、出版社に入社。日本エディタースクール夜間部に通うとともに、すぐに「マクルーハンその人と理論」他を企画編集、次の南地社では「埴谷雄高対談集」等を作る。その後、仮面社を設立(代表)、篠田正浩著「心中天網島」他を上梓。1997年頃よりは編集会社アートブックを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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林拓哉
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これ、橋下さんが府知事になったときの本だけど、今読んだら橋下さんやっぱりすごいなってわかる。 当選してすぐの段階でこれだけの抵抗勢力があって、批判があって、言ってること実現できんの?っていう疑問を皆持ってたみたいだけど、橋下さんはその多くをやり遂げてる。 やっぱり半端じゃない。すごい人だわ…2016/08/30
NAGISAN
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断捨離本・再読。弁護士らしく、依頼された業務(府知事・クライアントは府民)は、強烈なパワーで突破する威力は驚異的。但し、大阪府が改革し生み出した余剰の財源の多くは、海千山千の国会議員や政府官僚によって、努力懈怠の国や自治体に配分され、府民への還元は目減りしたのも事実。企業でも、頑張った部署への配分は少ないことがよく起こる。橋下氏は、コメンテーターではなく、国で暴れてほしいなぁ。2022/03/02
木綿たる豆腐。
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処分前に軽く再読。 橋下徹の半生における超人っぷり列伝は優秀な人間であるの一言。言い換えるならば、彼は原子力潜水艦であったがイージス艦になったのだ。2019/03/16