コスミック時代文庫<br> 若さま用心棒 葵鯉之介―冬の七夕

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コスミック時代文庫
若さま用心棒 葵鯉之介―冬の七夕

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  • サイズ 文庫判/ページ数 332p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784774724379
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

水戸家の若さま・徳川専十郎は、光圀公の再来とまで言われる才覚の持ち主で、しかも十一代将軍・家斉の実子。だが、それゆえにお世継ぎ騒動に巻き込まれ、いっそ家なぞ捨ててやるとばかりに無断で出奔、もと水戸藩士の石動勘右衛門が経営する料理屋『志乃井』へと転がり込む。しかしてこの専十郎、敬愛する兄・敬三郎に対する遠慮はあったものの、とかく窮屈な武家社会に飽いていたのも事実。気ままな町家暮らしに胸躍る、まこと風変わりな若さまであった。英明でありながらも世間知らずの専十郎は、葵鯉之介と名を変え、志乃井の用心棒となるのだが…。痛快娯楽シリーズ、ここに始まる。

著者等紹介

飯野笙子[イイノショウコ]
神奈川県生まれ。早稲田大学卒業後、編集者、ライターを経て作家デビュー。高校時代から歌舞伎、落語などに親しみ、江戸情緒を愛す。現在、新進気鋭の女流時代小説の書き手として作品を意欲的に執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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なつき

2
ジャンル:若様隠密捕物控。将軍家斉の8男として生まれ水戸徳川5男として養子に入った専十郎。後継争いに巻き込まれ敬愛する兄を廃嫡に追い込むまいと水戸家を出奔、隠居して市井で料理屋を営む勘右衞門のもとへ転がり込み、用心棒【葵鯉之介】として居着いてしまう。勘右衞門やその姪、息子、使用人たちもそれぞれ個性豊かな面々で楽しい。事件も血なまぐさくなく、ほっこりするものが多い。特に冬の七夕はじんわりと暖かい。2011/12/17

M2

0
面白かった。王道的な展開だからこその楽しさってあるよね。同心や岡っ引きが好きなので風間さんの出番が増えるといいな。これはシリーズ化するみたいだけどてらこやの方はあれでおしまいなのな?ちょっと寂しい…。2011/09/16

りこぴ

0
跡継ぎ争いに巻きこまれた弟が兄を跡継ぎにすべく家を出て身分を隠し市井で用心棒として暮らしていく(自分が若様だと知っているのは一部の人だけ)2018/04/21

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