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内容説明
老いた独裁者・金将日に代わって権力の座に着くべく核ミサイルの開発に邁進する息子・金弾日。弾道ミサイルの脅威と金弾日の冷徹で狂気に満ちた性格を危惧した米韓日中露の五カ国は、金政権打倒の軍事作戦であるN計画を発動させた。それは、意図的に北朝鮮軍の南進をうながし、開戦の大義名分とするものだった。その直後、北朝鮮は弾道ミサイル・テポドンを発射。核弾頭を搭載したテポドンは日本海の竹島に落ち、日韓の国境は核爆発の猛威に晒される。日本海・黄海に臨戦体制を敷いていた米韓日は、即時報復攻撃を実施。北朝鮮も停戦ラインを越え、怒涛の進撃を開始した!ついに火蓋を切った半島の戦い。吹き荒れる戦乱の嵐の行方は―。
著者等紹介
志茂田景樹[シモダカゲキ]
1940年静岡県生まれ。中央大学法学部を卒業し、様々な職業を経験した後、1976年『やっとこ探偵』で、第二十七回小説現代新人賞受賞。1980年『黄色い牙』で第八十三回直木賞受賞。ミステリー、歴史、童話、エッセイ等、幅広いジャンルで意欲的に執筆活動をする傍ら、“よい子に読み聞かせ隊”隊長として、全国津々浦々に出向き、絵本読み聞かせ活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。