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太平洋大戦争―開戦16年前に書かれた驚異の架空戦記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 351p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784774702957
  • NDC分類 933
  • Cコード C0193

内容説明

第一次大戦後、日本は旧ドイツ信託統治領を手に入れ、太平洋と中国大陸において着実に地歩を固めていた。その結果、権益をめぐって当時の新興大国アメリカと対立し、水面下で両国は開戦の準備を進めることになる。一触即発の日米関係の中、大西洋のアメリカ艦隊が、ハワイで太平洋艦隊と合流してフィリピンへ向かうという報道に、日本の世論は激昂した。1931年3月、日本商船「明石丸」がパナマ運河西岸のコロン港で突如、謎の大爆発を起こした。真相不明のまま、遂に日米決戦の火蓋は切って落とされた。アメリカの主力艦隊はまだ大西洋に残されたままで、パナマ運河が使えないため、この危急存亡の時に西海岸に集結するためには、インド洋を回って1万3000マイルの距離を迂回しなければならない。勢いに乗る日本海軍は、激戦の末にフィリピンを陥落させ、グアムをも手中に収めてしまう…。76年前に執筆され、山本五十六に真珠湾奇襲のヒントを与えたといわれる幻の傑作日米架空戦記。

著者等紹介

バイウォーター,H.C.[バイウォーター,H.C.][Bywater,Hector C.]
1884年、ロンドン生まれ。幼少時から軍艦マニアで、十歳の時に日清戦争における日本海軍の行動について投稿した論文が専門誌に掲載される。渡米後は「ニューヨーク・ヘラルド」紙の記者となり、第一次大戦中は英国海軍の諜報員として活躍した
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感想・レビュー

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冬至楼均

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史実の戦争に大きな影響を与えた未来戦記。不幸な予言ほど良く当たると言うが…。2010/06/18

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