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目次
第1章 どうして「イスラム国」との戦いが起こっているの?(「イスラム国」の目的は何なの?;各国は「イスラム国」にどう対応しているの?;「イスラム国」はこれからどうなるの?;イスラム圏ではどんな争いがあったの?)
第2章 中東では何が起こっているの?(「アラブの春」では何が起こったの?;中東にはどんな紛争があるの?;マララさんはどうしてノーベル平和賞を受賞したの?)
第3章 中東戦争とパレスチナ(中東にはどんな国があるのだろう?;どうしてアラブとイスラエルは戦争をしたの?;パレスチナ難民とは、どういう人なの?;イスラエルとアラブが平和になるには?)
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県生まれ。大学卒業後、NHKに記者として入局する。社会部などで活躍し、事件、災害、消費者問題などを担当し、教育問題やエイズ問題のNHK特集にもたずさわる。1994年4月からは、「週刊こどもニュース」のおとうさん役兼編集長を務め、わかりやすい解説で人気となった。2012年から東京工業大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネジとサビ
9
子どもたちのためにかみ砕いて教えてくれる本だから、中東問題に明るくない私にも分かりやすかった。 もっと色んなこと勉強しなくちゃ。2020/12/27
トッド
5
イスラム教⇒発祥はサウジ。IS⇒イスラム社会全体をまとめる事が目的。自分達の指導者がイスラム社会の最高指導者と考え神を信じない考え方を認めず仲間以外は全て敵。アラブ⇒アラビア語を話す人が多い地域⇒独裁政権が多い。イラク⇒北部のクルド人自治区は独立状態で他のイラク都市より発展してる。ユダヤ人⇒19世紀末にパレスチナに国家建設の構想⇒WW2後国連の提案もありイスラエル建国宣言⇒①アラブ不満で侵攻、負けてさらに領土失う⇒③イスラエルが侵攻し領土拡大。パレスチナ難民⇒70年間も難民キャンプ、500万人↑、国籍ない2017/04/29
ビシャカナ
3
複雑怪奇な中東問題、いっそ子ども向けの本でおさらいしようと思えど、子ども向けでも難しい。イスラム国と現在の中東情勢、これまでの中東の歩みとイスラエルとパレスチナ、そして難民問題について解説。各国の思惑が錯綜してイスラム国相手でも足並みが揃わない現状、ノーベル平和賞を受賞したマララさんやクルド人が置かれた立場などにも項を割く。出口の見えない中東問題だが、執筆された2015年よりはイスラム国が衰退しているのは希望か。2016/06/25
たくさん
1
シリアイラクのIS問題とイスラエルパレスチナ問題の2つで構成されている。どちらも歴史の推移がわかりやすく書かれている。大きく物事を捉えるのにいい本だと思う。2016/06/26
そーすけ
1
159*イスラム国、アラブの春、イスラエル・パレスチナ問題など中東問題についてやさしく解説されている。各国の思惑が絡まり、複雑で難しい問題。2016/06/23