内容説明
「七十二候」を美しいイラストで紹介。その日の行事や季節の言葉を知る、日めくりカレンダーのような「こよみ」。「日々のよろこび」では、季節にそった「衣・食・住」の楽しみ、「行事のある特別な日」では、大切な行事や、行ってみたい日本各地のお祭りなどを紹介。季節を感じ取る「俳句」「和菓子」「読書」の紹介も。
目次
立秋
処暑
白露
秋分
寒露
霜降
著者等紹介
坂東眞理子[バンドウマリコ]
1946年富山県生まれ。昭和女子大学学長。東京大学卒業後、総理府(現在の内閣府)に入り、内閣広報室、青少年対策本部などを経て、1998年、女性初の総領事(オーストラリア・ブリスベン)に、2001年、内閣府初代男女共同参画局長に就任。また、1975年の国連国際婦人年を契機に『女性は挑戦する』(主婦の友社)を出版した後、文筆家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
seacalf
20
夏に続いて、秋編。この絵本ごよみを見ていると、和菓子屋さんにも足を運びたくなる。 今回は、へちま水の取り方や、あきつしまのあきつであるトンボの紹介、それと地蔵盆やきつね火まつり、花馬祭りや弥五郎どん祭りなど各地の祭りの紹介がやはり面白かった。ここまで来ると、春と冬も読みたくなってくる。2017/09/02
バニラ風味
11
春夏秋冬がある日本だからこそ、季節折々の自然や行事を大事にし、心に留めおくのでしょう。この絵本は8/7立秋から11/2までの、色々な地域の有名な祭事や、衣食住の楽しみ方、その季節の俳句・お菓子・お薦め本を紹介しています。色鮮やかなイラストがとても美しく、ページをめくって眺めるだけで、秋を満喫できます。監修者は「女性の品格」の著者、坂東眞理子さん。さすがに、清く正しく日本語で書かれています。2014/06/09
遠い日
9
秋。季節は細やかに、けれど心なしか早足で移ろっていく。暑さが去り、気温と光がじょじょに変わっていく季節。風に雲、自然の姿を目で、体で感じることの喜び。立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降。2017/03/20
baアタマ
5
2014年。この絵本は立秋の頃から何度か借りて、季節を楽しみました。立秋から霜降(そうこう)までの秋を各地の祭り、年間行事、花や味覚、さらに季節の微妙な移り変わりとそれを言い表した言葉を紹介してくれます。美しい季節の言葉に、先人が季節と共に生きてきたことを改めて感じます。 2015/10/29
ochatomo
2
七十二侯をひらがなで書いてあり読みやすい 節気ごとのおすすめ本あり 2014刊2017/09/29