介護に役立つ色彩活用術―おしゃれ、メンタルケアから施設、住まいの環境まで

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774505749
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0077

内容説明

本書は「色の性質と効果」、「住環境としての色彩」、「メンタルケア・レクリエーションへの応用」、「おしゃれに役立つ色彩」という4部構成で成り立っており、色彩に関する基礎知識と色彩の効果的な応用について分かりやすく紹介している。

目次

第1章 介護に役立つ色の性質と効果とは?(色の必要性;心と身体にはたらきかける色 ほか)
第2章 彩りのある介護環境を創る「色」(今まで適当に選んでいた色を意識してみる;介護しやすい環境づくりを ほか)
第3章 高齢者の心身を活性化させる色(色は心と健康のバロメーター;メンタルケアに役立つ色 ほか)
第4章 おしゃれの原動力になる色彩(茶色と灰色の裏側にある真実;高齢者の色彩嗜好 ほか)

著者等紹介

南涼子[ミナミリョウコ]
カラーコンサルタント。日本ユニバーサルカラー協会理事長。日本セルフアートケア研究学会監事。日本美容福祉学会評議員。日本色彩学会会員。1972年東京生まれ。高齢者施設の色彩計画を手がけ、高齢者や痴呆症に対応する色彩について研究を始める。現在、施設の色彩計画と「介護・看護に役立つ色彩」「高齢者と色彩」「シニアのファッションカラー」をテーマとした講演、講座、執筆を行う他、明治大学公開講座講師、サンケイリビング新聞社リビングカルチャー講座講師、学校法人東京生命科学学園ベルエポック美容専門学校非常勤講師を務め、特別養護老人ホーム、ケアセンターではメンタルケアとしての色彩レクリエーション・カラーアドバイス・メイクを行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バニラ風味

10
「黄色は元気」「緑色は癒し」など、色にはイメージがある。それを日常生活(特に介護に携わる人向け)に、積極的に活かしていこう、という本である。色のもつイメージだけでなく、明暗や、コントラストがもたらす効果というものもあり、解説や添付写真を見ると「なるほど!」とうなづける。「どんな色を使ったら良いか」はもちろん、「こんな色を使うと、こういう印象にみられる」というくだりは、興味深い。日本は四季がはっきりしていて、「色々」と言う言葉もあり、四季彩色豊かな国だと思う。色を上手に使って、一歩進んだ生活を目指したい。2014/04/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2630839
  • ご注意事項