内容説明
「ハロー」はえいごで「こんにちは」という意味で、「ディア・エネミー」は「敵さん」という意味。敵の人たちに「こんにちは」なんて、すこしへんなかんじがするよね。でも、このあいさつが、けんかも戦争もなくしてしまう、まほうの“あいさつ”なんだ―。平和を育てる絵本。
著者等紹介
パウゼバンク,グードルン[パウゼバンク,グードルン][Pausewang,Gudrun]
1928年、チェコ生まれ。チリ、ベネズエラなど南アメリカのドイツ人学校で教鞭をとり、1972年以降、ドイツ・ヘッセン州で教師をつとめるかたわら作家活動をする。最初は大人向けの小説を書いたが、のちに青少年向けの本を執筆。反核小説『最後の子どもたち』と『見えない雲』で名声を獲得。現実的な社会批判は今日なお、さまざまな論議を呼びおこしている。グスタフ・ハイネマン平和賞とドイツ児童文学賞を受賞
シュタイネケ,インゲ[シュタイネケ,インゲ][Steineke,Inge]
1942年、ケーニヒスベルグ生まれ。北ドイツ、ブレーメンの美術学校で教鞭をとるかたわら、フリーランスのグラフィック・アーティストとして活躍。グードルン・パウゼバンクとのペアで何冊もの絵本・児童文学に絵をかき、一躍有名になった。他に、グリム兄弟の妖精物語など、絵本に多くの作品がある
桑田冨三子[クワタフミコ]
1937年、大連市(旧満州、現中華人民共和国)生まれ。日本国際児童図書評議会(JBBY)会員。子どもの読書推進に関わる国際活動にボランティアとして携わるかたわら、1999年に「ハロー・ディア・エネミー!」展の日本開催を企画し、実行委員長として活躍
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感想・レビュー
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