知りたい!サイエンス
原子力ルネサンス―エネルギー問題の不可避の選択

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774135823
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C3036

内容説明

エネルギー問題はいまや人類の大問題である。われわれは、石油価格の高騰に端を発したエネルギー危機の只中に投げ込まれたかのようだ。ある人々は再生可能エネルギーが有効だと言い、ある人々は脱温暖化や人間の生き方の転換を説いている。だが地球規模で見たとき、どこに有効な解決策があるというのか。そんな中、国際社会は原発の新設計画に次々と着手し始めた。21世紀の世界に何が起こっているのだろうか。

目次

プロローグ スリーマイル島原発の記録と記憶
第1章 脱原発と原子力ルネサンス
第2章 批判者と推進者のクロスロード
第3章 原子力ルネサンス、それとも悪夢?
第4章 スウェーデンとドイツ:脱原発はどこへ行ったか
第5章 エネルギー戦略と現実のギャップ
第6章 原子炉は「第3世代」「第3プラス世代」へ
第7章 ウラン資源は100年分か1万年分か
エピローグ 日本のエネルギー問題よコンニチハ
補遺

著者等紹介

矢沢潔[ヤザワキヨシ]
科学雑誌コズモ創刊編集長を経て1982年より科学情報グループ矢沢サイエンスオフィス(株式会社矢沢事務所)主宰。内外の科学者・研究者・科学ジャーナリスト・編集者などのネットワークを構築し自然科学、生物学、核エネルギー技術、医学、科学哲学、未来文明論等に関する情報・執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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