内容説明
都会は人間だけじゃない、我ら！東京タヌキ。２３区で野生暮らし、その数なんと１０００頭！？
目次
第１章 タヌキの基礎知識
第２章 東京タヌキの都会生活
第３章 東京タヌキはどこにいる？
第４章 東京タヌキを見に行った
第５章 もしもタヌキに出会ったら
Ｅｐｉｌｏｇｕｅ 東京タヌキの東京都市論
著者等紹介
宮本拓海［ミヤモトタクミ］
１９６７年福岡市生まれ。ＮＰＯ法人都市動物研究会理事。動物ジャーナリスト、イラストレーター。（株）アスキー勤務時にＣＤ‐ＲＯＭ書籍の編集・ディレクターを担当。１９９９年、同社を退社
しおやてるこ［シオヤテルコ］
イラストレーター兼漫画家。株式会社アスキー・メディアワークス系雑誌にてタヌキ漫画などを執筆中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ちゃま坊
12
東京23区内だが、昨年は近所の墓地でタヌキの繁殖があった。公園や神社でも目撃情報あり。疥癬症による脱毛で寒いせいか、地域猫のハウスをタヌキが占領するという事件もあった。川や鉄道線路がタヌキの侵入経路であることは気がついていたが、やはりそうか。アニメ「平成狸合戦ぽんぽこ」は何度も観ているが、タヌキはタヌキなりに生き残り戦略を模索しているのだろう。2022/04/06
くまこ
5
都会のど真ん中に野生のタヌキなんているわけない、と思いこんでいる方にお薦め。タヌキの生態を調査し行動パターンを分析すれば、結論は極めて理に適っている。目白駅近辺で実際にタヌキを目撃したことがあり、生息環境として目白崖線が解説されているくだりでは、思わずガッツポーズ。フィールドワークの素晴らしさが伝わってくる、科学ロマンにあふれた一冊。2012/12/19
masa4449
3
タヌキの生命力の強さを感じる。2020/02/13
けん
2
東京都内に住むタヌキの生態を探った本。絵と文章の割合が程よく、とても読みやすい上、おもしろくて、一気に読んでしまった。執筆当時の試算では、都内に約1000匹ほどの野生のタヌキが住んでいるという記述に「ぽんぽこ」的タヌキ観を破壊される。約10年前に書かれたもので、動物学的分類が現在のものとは違っていたりするので、できたら、その後の調査結果を含めた増補改定版を出してほしい。自分の職場の近くでも、一度タヌキを見かけたことがあるんだけど、コレを参考に巣の在り処などを探しに行ってみたくなった。2019/08/25
たぬき
1
あばうとな動物2012/11/09
