内容説明
X‐Window上での画像処理プログラミングは、クライアントサーバと呼ばれる概念やカラールックアップテーブルの存在、Xの機種に依存しない設計思想、Motifの数多い部品群のライブラリなどから、複雑で大変といえる。さらに、実際の開発に当たっては、画像の幾何学的変換や特徴抽出のためのライブラリがない。本書は、この現状を踏まえ、画像処理技術の基礎的なプログラミング技法について解説したものである。
目次
第1章 X‐Windowシステムとネットワーク
第2章 ウィンドウ操作プログラミング
第3章 画像処理プログラミングのための基本概念
第4章 画像入力・表示
第5章 画像変換・特徴抽出・認識
第6章 画像出力
第7章 ビデオ画像プログラミング
付録(翻訳、結合編集、実行時エラーをなくすために;カラー名;1670万色中256色表示のWS、X端末におけるXWDファイル、カラー画像の描画プログラミング;VideoMapウィジェットのリソース;Vbox VISCAコマンド)