〈市民講座〉いまに問う
メディアは私たちを守れるか?―松本サリン・志布志事件にみる冤罪と報道被害

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784773632033
  • NDC分類 070.15
  • Cコード C0036

目次

第1部 基調講演―松本サリン事件にみる報道の罪と罰(事件発生直後から出始めた誤報;重ねられていく“疑惑”と強制捜査;警察の記者会見とマスコミの犯人視報道 ほか)
第2部 パネルディスカッション―メディアは私たちを守れるでしょうか?(なぜ犯人視報道に走ったのか―その要因と反省点;メディア・スクラムはなぜ起こるのか―質より量を重視する時代性;個人情報保護法の問題点とプライバシー保護―実名か匿名か ほか)
第3部 メディア・リテラシーの視点から―冤罪と報道被害の構図(「冤罪」を生む捜査と犯罪報道の落とし穴―情報操作とメディア・リテラシー;志布志事件と松本サリン事件から何を学ぶか―警察情報と報道の在り方を考える;「架空の事件」を作り上げた県警の異常な捜査―朝日新聞鹿児島総局の調査報道 ほか)

著者等紹介

木村朗[キムラアキラ]
鹿児島大学法文学部教授、平和学・国際関係論専攻。1954年8月生まれ。北九州市小倉出身。長崎平和研究所客員研究員・日本平和学会理事。主な研究テーマは、民族問題や原爆投下・核問題など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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