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目次
ようこそ煮干しの解剖教室へ
用意するもの
煮干しをまるごと見てみよう
煮干しを2つに分ける
さらに頭を2つに分ける
胴体を2つに分ける
食べる・食べられるカタクチイワシ
もしも見ることができたら
解剖で見えてくるもの
著者等紹介
小林眞理子[コバヤシマリコ]
神奈川県横浜市生まれ。埼玉県新座市在住。1974年、明治大学農学部農学科卒業。製薬会社、私立中高教諭、在家庭を経て公立中高校で講師。現在、東京都小平市立上水中学校講師。仮説実験授業研究会会員。埼玉たのしい科学ネットワーク(NPO)メンバー。物理教育研究会(APEJ)会員
泉田謙[イズミダケン]
1952年生まれ。東京在住。東京写真専門学院を卒業後、MY(エムワイ)スタジオ、表参道スタジオなどを経て、現在はフリー。主に商品撮影、特に建築写真、料理写真を手がけている
こばやしちひろ[コバヤシチヒロ]
北海道名寄市生まれ。アメリカ合衆国ニューヨーク在住。アメリカと日本でウエブデザイナー、イラストレーターとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
51
煮干しはカタクチイワシ。煮干しを解剖してみようという本。煮干しが手元になかったので実際は出来なかったが、読んでいるだけで楽しめる。魚が人と共通する器官がある事にも驚いた。鱗だけなく耳石でも分かるとは・・。今度、子供と一緒に煮干しで解剖をやってみよう。2022/03/01
いちろく
26
一般的にカタクチイワシを煮て干した物である、煮干し。場所もとらずに手軽に出来る事と命を殺める負担の無さから、解剖のサンプルと紹介している本書。ここまで解るんだ!と驚きました。終わった後も、食べたり出汁に使えたりと最後まで無駄なし。余談ですが、カタクチイワシの煮干しも、西日本では「いりこ」と呼ぶ地域もあり、興味深いですよね。私はどちらの地域にも在住経験があるので、何方の名称も通じます。2021/01/14
たらお
19
とある科学館講座で煮干しの解剖教室が行われました、という地方版のニュースを見る。へぇ~そんなことやっているんだぁと思ったのが最初で、この本を図書館から借りてくる。ついでに煮干し(カタクチイワシ)も買ってきて、娘と一緒にやってみる。良いところは、手でちぎってできるという手軽さだろう。また、失敗したものについては、どんどん口に放り込めばいいので片付けいらず。解剖については、心臓は容易に見つけられるが、胃と肝臓は見分けづらい。腸は抜かれていたのか形跡なし。簡易的だけど小さいので自由研究には向かないかな。2015/08/23
ふう
14
どこかの推薦図書だったらしいがこれはマジで素晴らしい! これを推薦図書に選んだオヤジ連中(だと予想)ナイス! 勝手に感想文書いて送りつけたい気分w これもう"骨"好きとしては食いつかずにいられないでしょ~ いつか十分な時間と心の余裕、そして広い机と大きめの煮干しを用意して本当に解剖してみたい(いつになるやら)2015/05/09
遠い日
13
煮干しの解剖実験から見えてくるいろいろなこと。手やピンセットでカタクチイワシの煮干しを解剖するその手順や、煮干しの体の解説。生きものとしての魚が、不思議にも立ち上がってくる。ヒトとも共通する体の器官があることが感慨深い。2015/03/26