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内容説明
みんなから変なふうにながめられるのはいやだ。もっといやなのは、ぼくが来ると、みんなが黙ってしまうときだ。それは、ぼくがみんなを嫌な気分にさせているからだ、ってわかる。でも本当は、みんながぼくをいやな気分にさせてるんだ。―ミスラヴの日記より。人間の価値ってなんですか?本国では8刷、売切れ書店続出―クロアチア発!原語からの翻訳本、日本上陸!
著者等紹介
ガヴラン,ミロ[ガヴラン,ミロ] [Gavran,Miro]
1961年、クロアチアの村、ゴルニャ・トゥルナヴァに生まれる。大人向けの小説以外に、若者や子供向けの読み物も執筆している。劇作家としても、クロアチア国内外を問わず活躍し、ヨーロッパのあちこちで作品が上演されている。クロアチア、ヨーロッパで、多くの賞を受賞
山本郁子[ヤマモトイクコ]
1980年代、旧ユーゴスラヴィアを訪問し、リエカ市に住みつく。リエカ市のための通訳、翻訳をする一方、現地の新聞や雑誌に様々な記事を定期的に寄稿。クロアチア・ラジオ第一放送では、「おやすみまえのお話」にシリーズで出演し、様々な日本の子どもの習慣や風習について語る。日本でも、通訳、翻訳に従事する傍ら、クロアチアの雑誌に寄稿を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。