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生きてていいの?

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784773368277
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0037

内容説明

小学校に通う6年間、理不尽ないじめに遭い不登校となった少女の記録。彼女のヒーロー・寺脇研と語る「いじめ」の真実と、それぞれの立場でどの様に向き合うべきかの熱き提言。

目次

1 「いじめ」について話そう(二人が知り合ったいきさつ;読んでもらいたい一心で書き始める;先生には「分からない」ことを分かってほしい ほか)
2 大人たちへ(いじめをなくすことはできない;一人のおじさん・おばさんとして、周りの子どもとかかわってください;大人社会の価値観を変えていこう ほか)
3 私の手をつないで(いじめのはじまり;忘れられない台詞;鏡の前で笑ってみる ほか)

著者等紹介

寺脇研[テラワキケン]
1952年福岡県生まれ。東大法学部卒。1992年文部省初等中等教育局職業教育課長に就任。在職中に、中学校での業者テストと偏差値による進路指導を追放し、マスコミから「ミスター偏差値」の異名をとる。その後、広島県教育長、文部省生涯学習振興課長、同政策課長などを経て、現在大臣官房審議官。文部科学省のスポークスマンとして精力的に教育改革に取り組み、マスコミに登場する回数がもっとも多い文部官僚である

藤野知美[フジノトモミ]
1981年3月13日、東京生まれ。中学時代を不登校生として過ごしたのち、4年半かけて通信制高校を卒業。一人前の作家になることが夢。現在一人で修行中
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感想・レビュー

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juki

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いじめを小中の間受けた著者が感じたこと、伝えたいことを書いた本。例えば傍観者に対する思いなど、いじめられた子の考えと、周囲の人の考えでは違う所があることを知った。傍観者は悪い、止めるべきだということが通説だが、明日は我が身であり、いじめられっ子も誰かを身代わりにすることで助かりたいなどとはプライドが許さないと書いておったのを読んですとんと落ちるものがあった。 いじめを根絶するなどと不可能なことを言うのではなく、いじめられた子のフォローや話を聞いてあげることこそが親や先生だけでなく大人に求められている。2015/12/31

鈴と空

0
2006年以前

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