次の大量絶滅を人類はどう超えるか―離散し、適応し、記憶せよ

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  • サイズ B6判/ページ数 365p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772695442
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C0040

出版社内容情報

人類は迫り来る大災害をいかに生き延びるか?

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気鋭のサイエンス・ジャーナリストが
世界の100人を超える最先端科学者らに取材。
大災害・大量絶滅の地球史・生命史・人類史を探究し、
その要因と対策を徹底考察。

都市を変え、地球環境を変え、
ついには人類みずからを変えることによって、宇宙へ広がる。
ーー滅亡する前に「離散し、適応し、記憶せよ! 」

 ★年間ベストブックス!
 ・Amazon.com:年間ベストブックス(サイエンス部門)&マンスリー・ベストブック
 ・『ロサンゼルス・タイムズ』紙:年間ベストブック・ファイナリスト

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::著者:: アナリー・ニューイッツ
サイエンス・ジャーナリスト。サイエンス&カルチャー・ウェブサイトio9.comの編集長。
『ワイアード』『ポピュラーサイエンス』『ワシントンポスト』などに寄稿。

::訳者::  熊井ひろ美
訳書にマイケル・R・ローズ『老化の進化論』、D・M・ベルーベ『ナノ・ハイプ狂騒』(みすず書房)、
マルチェロ・シモネッタ『ロレンツォ・デ・メディチ暗殺』(早川書房)など。
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はじめに:私たちはみんな死んでしまうのか

●第1部:大量絶滅の歴史
 第1章:地球環境の破局が新たな進化をもたらした
 第2章:絶滅が始まる二つの原因
 第3章:大絶滅
 第4章:恐竜たちに起こったことの真相
 第5章:六度目の大量絶滅、いま進行中?

●第2部:人類は絶滅寸前だった
 第6章:アフリカのボトルネック
 第7章:ネアンデルタール人との出会い
 第8章:大疫病を超えて
 第9章:飢餓の世代

●第3部:生存者からの教訓
 第10章:離散せよ・・ディアスポラの足跡
 第11章:適応せよ・・世界最強の微生物に学ぶ
 第12章:記憶せよ・・南へ泳げ
 第13章:実用主義的楽観論、または生存の物語

●第4部:死を寄せつけない都市を築く
 第14章:突然変異する大都市
 第15章:災害の科学
 第16章:数学を使ってパンデミックを食い止める
 第17章:隠れる都市
 第18章:どこでも農地

●第5部:今後一〇〇万年の展望
 第19章:地球をテラフォーミングする
 第20章:うちの近所には来ないでくれ
 第21章:宇宙エレベーターに乗って
 第22章:肉体はなくてもいい
 第21章:タイタンの湖畔で

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:: 絶賛!::

私たちの未来はSF映画も想像できないような奇妙なものかも知れない。
ーー『ワイアード』誌

人類が大量絶滅をいかに生き残るかについての、感嘆すべき本!
ーー『ポピュラー・サイエンス』誌

迫り来る大量絶滅を人類が超えるには、抜本的な転換が求められる。
我々は今それに挑戦しようとしているのかも知れない。
ーー『サイエンティフィック・アメリカン』誌

世界の終末(アポカリプス)をいかに防ぐかを提案している。
ーー『ワシントンポスト』紙

内容説明

人類は迫り来る大災害をいかに生き延びるか?気鋭のサイエンス・ジャーナリストが世界の100人を超える最先端科学者らに取材。大災害・大量絶滅の地球史・生命史・人類史を探究し、その要因と対策を徹底考察する!Amazon.com年間ベストブックス(サイエンス部門)

目次

第1部 大量絶滅の歴史(地球環境の破局が新たな進化をもたらした;絶滅が始まる二つの原因 ほか)
第2部 人類は絶滅寸前だった(アフリカのボトルネック;ネアンデルタール人との出会い ほか)
第3部 生存者からの教訓(離散せよ―ディアスポラの足跡;適応せよ―世界最強の微生物に学ぶ ほか)
第4部 死を寄せつけない都市を築く(突然変異する大都市;災害の科学 ほか)
第5部 今後一〇〇万年の展望(地球をテラフォーミングする;うちの近所には来ないでくれ ほか)

著者等紹介

ニューイッツ,アナリー[ニューイッツ,アナリー] [Newitz,Annalee]
サイエンス、テクノロジー、カルチャーに関するジャーナリスト。サイエンス&カルチャー・ウェブサイトio9.comの編集長。『ワイアード』『ポピュラーサイエンス』『ワシントンポスト』などに寄稿。マサチューセッツ工科大学(MIT)の科学ジャーナリズム特別研究員でもあった。Amazon.com:年間ベストブックス(サイエンス部門・2013年)&月間ベストブック(2013年5月)。『ロサンゼルス・タイムズ』紙:年間ベストブック・ファイナリスト(2013年)

熊井ひろ美[クマイヒロミ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケニオミ

8
過去何度もの大量絶滅を経験した地球。現在の科学で、その絶滅の原因はある程度究明できていることから、いかに来るべき次の大量絶滅に備えるべきかを問う指南本です。本書でも指摘の通り、いくら人間が最善の対策を講じたと思っていても、予期せぬ副作用により、事態が悪化に向かう可能性は否定できない。その最たる例が、フロンですね。フロン以前に使用していた冷媒は激燃性(?)だったので、不燃性のフロンは非常に重宝されたのです。フロン使用の結果はご存知の通りですね。所詮猿知恵しかないかもしれないので、何もしない方がよいのかも。 2015/06/06

6
まず、大量絶滅の定義から始めよう。多くの専門家との対話から導かれる、地球上の生命の歴史とそれを知る叡智ある人々。2017/05/14

GASHOW

3
大量絶滅関連本を手あたり次第読んでいるので、本書を既読本と何度かおもってしまった。現代人の大量絶滅は、ある日におきる天災なのだが、地球単位の時間であれば、産業革命からの200年でこの地球の環境変化は、絶滅に進行していることに間違いない。2015/09/24

Q

3
(個人的に)超ヒット。面白くてズイズイ読めた。地球生命が陥った5度の絶滅の危機をしぶとくもどう乗り越えてきたか。今、ホモサピエンスによって6度目の絶滅が進行中であり、ホモサピエンスの絶滅にも繋がっている。さあ、我々人類はどうやって絶滅を乗り越えるのか。科学は人類の武器だが、新たな火種でもある。誰でも興味深く読めるし、とりわけSFファンは楽しめると思った。2015/05/17

しろきいろ

2
図書館。ものすごく斜め読み。人類のこれからの100万年を考えたくなったときに再読しよう…そういうのを本気で考えて仕事してる人がこんなにいるんだなぁ。2019/03/16

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