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なぜ、デンマーク人は幸福な国をつくることに成功したのか どうして、日本では人が大切にされるシステムをつくれないのか

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772604109
  • NDC分類 302.389
  • Cコード C0036

内容説明

世界最高レベルの社会保障制度を整え、食料もエネルギーも自活、世界でもっとも民主主義が進んでいる国、デンマーク。「共生」の政策理念の基盤となる国の歴史と国民の姿を通して、年金・雇用・貧困・格差・「愛国心」・環境・エネルギー・食料など問題の山積する日本社会を見つめ直す。

目次

第1章 デンマーク・私が「理想とする国家」に近い国
第2章 なぜ、デンマーク人は国に愛情を持つようになったか
第3章 氷河とバイキングがつくった北欧の小国
第4章 デンマーク人が国を愛する心の原風景
第5章 農奴が下支えした中世のデンマーク社会
第6章 神聖なる王権から国民の主権へ
第7章 福祉制度をつくり出したデンマーク・福祉を考えなかった日本
第8章 デンマークは「戦争」とどう闘ったか
第9章 教育の目標は「国家運営」に参加する国民をつくること
第10章 借金を残さないデンマーク・つけを残す日本

著者等紹介

ケンジ・ステファン・スズキ[ケンジステファンスズキ]
旧姓、鈴木健司。S.R.A.デンマーク、「風のがっこう」代表。1944年、岩手県生まれ。1967年、青山学院大学中退後デンマークに渡り、翌年コペンハーゲン大学政治経済学部に入学。1971年から在デンマーク日本大使館に勤務し、その後農場経営をはじめる。1979年、デンマーク国籍を取得。1990年、中部ユトランド商科大学会計学部税法学科を卒業。同年、S.R.A.デンマークを設立。デンマークの風力発電機、バイオマスプラントを日本に普及させる事業を手掛ける。1997年、デンマーク・ウアンホイに「風のがっこう」を設立。環境政策などの視察でデンマークに訪れる日本人のための研修施設として運営を開始。2002年、京都府弥栄町に「風のがっこう京都」を町営の環境教育施設として開校。2004年、「風のがっこう栃木」と業務提携し、研修業務を支援。現在は、日本とデンマークを往復しながら、さまざまな事業を手掛けるほか、講演活動などを精力的におこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。