障害者にもとづくソーシャルワーク―障害の社会モデル

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  • サイズ A5判/ページ数 253p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772411127
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C3036

内容説明

社会が障害者に強いる不利益=障害に対して、ソーシャルワーカーは何ができるのか。パラダイム転換のなかで問われる専門性のための基本視座。

目次

第1章 ソーシャルワークと障害:新旧の方向性
第2章 障害について考える
第3章 インペアメントの原因とディスアビリティの生成
第4章 家族における障害
第5章 障害とともに生活する
第6章 障害の法的および社会的な文脈
第7章 結論と実践への示唆

著者等紹介

オリバー,マイケル[オリバー,マイケル][Oliver,Michael]
イギリスにおける最初の障害学の教授として、引退するまでグリニッジ大学の教授をつとめた。彼は長年にわたり障害問題についての中心的な論者であり、その才能によって学問の世界を越えて聴衆を獲得した

サーペイ,ボブ[サーペイ,ボブ][Sapey,Bob]
ランカスター大学応用社会科学部の上級講師であり、障害学と精神保健について教鞭をとっている。長年にわたる実践ののち、高等教育に移り、障害学の教育や研究に対して活発な貢献を行っている

野中猛[ノナカタケシ]
1951年栃木県生。1976年弘前大学医学部卒業。民間病院を経て、1988年より埼玉県立精神保健総合センターにて、社会復帰や地域精神保健にかかわる。2001年より日本福祉大学社会福祉学部保健福祉学科教授。主に精神障害リハビリテーションやケアマネジメントを担当。2005年に英国ケンブリッジ地域のNHSトラストに留学した。2009年より日本精神障害者リハビリテーション学会会長。資格は、精神科専門医、協会認定臨床心理士、SST普及協会認定講師、産業精神保健専門職などを有し、医療保健福祉をめぐる多様な専門職との交流を重ねている。作業療法ジャーナルの編集委員を10年ほど続けている

河口尚子[カワグチナオコ]
1967年生。1989年国際基督教大学教養学部卒業。企業勤務の後、1997年社会福祉士取得。精神障害者の社会復帰施設、民間のケアミックス病院、中途障害者の作業所等に勤務。2004年スウェーデンのコミュニティケア部門にて長期研修。2006年イギリス・リーズ大学大学院障害学専攻修了(MA)。2007年日本福祉大学地域ケア研究推進センター一般研究員。2008年より名古屋女子大学家政学部生活福祉学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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