統合失調症を持つ人への援助論―人とのつながりを取り戻すために

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統合失調症を持つ人への援助論―人とのつながりを取り戻すために

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  • サイズ A5判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784772410595
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C3047

内容説明

人が生きる、現実に暮らすとはどういうことか。精神障害を抱える当事者たちの活動拠点「べてるの家」の設立に関わった著者は、独創的な当事者研究、SSTを取り入れた専門家としての手法など、クライエントの側からの心理援助で知られている。精神医療に必要なのは、当事者の力を前提とした援助である。著者は、真に当事者の利益につながる面接の仕方、支援の方法をわかりやすく解説し、精神障害者への援助の心得を詳述する。

目次

当事者研究が開く世界―自分自身で、共に!
精神障害敦の生活拠点づくりの中で―べてるから学ぶもの
生きる苦労を取り戻す―地域における「生きにくさ」と「生きやすさ」と
セルフヘルプ・グループの意義と専門家の役割―「無力」と「弱さ」の力の視点から
仲間の力―浦河における精神科リハビリテーションプログラムへの当事者参加の現状と意義
生活の中での統合失調症の精神療法―当事者の暮らしのツールとしてのSST(生活技能訓練)
心理教育をどのように実践するか―「当事者研究」の実践と心理教育
統合失調症を持つ人への行動支援―認知行動療法的アプローチから
地域におけるPSWの役割―精神障害体験者の社会貢献に主眼を置いたPSW実践の経験から
精神障害リハビリテーションにおける人材育成―浦河における「当事者スタッフ育成」の歩みと課題
安心して絶望できる人生―向谷地生良×清水里香
人が暮らす、生きるということ―ソーシャルワーカーの“わきまえ”

著者等紹介

向谷地生良[ムカイヤチイクヨシ]
北海道医療大学看護福祉学部臨床福祉学科教授。社会福祉法人浦河べてるの家理事。浦河赤十字病院ソーシャルワーカー。日本精神保健福祉士協会北海道支部長。北海道精神保健福祉審議会委員。北星学園大学社会福祉学部講師(非常勤)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ichi

20
【図書館本】「統合失調症を持つ人への行動支援」がとても参考になりました。暴力的行為をする裏には、この爆発行為で幻聴や妄想から自分自身を守っていた事や、他、精神症状は隠し、内に秘めているのではなく、認め、対処法を皆で探究していく行動療法もあるのか。まだまだ、一般的には精神病に対し認知度が低いですもんね。2014/09/18

ゆとにー

7
向谷地さんのソーシャルワーカーとしての実践と、それを行う上で吸収しベースとしてきた思考とが凝縮されている一冊。その活動を生み落すことになった環境がいかなるものだったのかに関する考察も参考になる。クライアントは病人である前に、代え難い経験をした一人の人間であり、相談し相談されるご近所としてやっていくものだろう。医療や薬は必要ではあるが、病棟に閉鎖しては、人間関係のように本来的に人間が抱える悩みを取り去ってしまう。2018/12/30

sabato

4
再読、というかいつも、何か仕事でつまずいたり、しんどくなったらこの本は手に取るんだよなw今回は特に、保健所主催の講座の準備の関係から読み直し見た。2012/01/25

ひろか

1
べてるを特別な場所とみてはならない。著者のいう「わきまえ」を肝に銘じながら、自分なりに考えてみたい。 2011/02/09

sabato

1
わきまえ。。そう、そうなのだ。専門家は失われていた地に足を再び着くべきなのである。2009/07/20

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