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内容説明
今回の改訂にあたり、近年の自殺の実態と著者の長年の臨床実践をふまえて初版の記述を大幅に書き改めた。さらに、過労自殺や職場におけるメンタルヘルス、ポストベンション、自殺予防に大きな影響力を持つマスメディアの報道の仕方、群発自殺、法的問題、学校での自殺予防教育、自殺予防ガイドライン作成に向けての各国の動向、等、新たな書き下ろしを加えることにより、前書の約2倍の内容を収録した。本書において著者は、自殺の危険を評価するための正確な知識と面接技法の要諦を多くの症例を交えて解説している。本書はまさに自殺予防に関する臨床的知見の宝庫であり、専門的研究の決定版である。医学・心理学・看護等、すべての心の専門家、また、自殺の危険の高い人を理解しようという家族や友人に多くの示唆を与えるであろう。
目次
自殺の定義と理論
自殺の現状
自殺の危険因子
精神障害と自殺
身体疾患と自殺
ライフサイクルと自殺
予防と治療
実際に自殺が生じた時の対応
マスメディアと自殺
自殺に関する法的問題
学校でのジサツ予防教育
健忘と自殺
症例検討
自殺予防に関する世界の動き
著者等紹介
高橋祥友[タカハシヨシトモ]
1953年東京生まれ。1979年金沢大学医学部卒業。東京医科歯科大学(研修医、医員)、山梨医科大学(助手、講師)、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(フルブライト研究員)、東京都精神医学総合研究所(副参事研究員)を経て、2002年より防衛医科大学校・防衛医学研究センター・行動科学研究部門・教授。医学博士、精神科医。専門はメンタルヘルス、自殺予防、比較精神医学、生命倫理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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