出版社内容情報
《内容》 本書は,児童精神医学,家族療法などの分野で知られるP・バーカーによる,児童精神医学の最新教科書である。この領域は,臨床心理学や発達心理学の進歩,生物学的精神医学の進展に伴って,新しい知識が日々,集積されている分野のひとつであるが,原書は1971年の発刊から7版を重ね,世界各地で翻訳される国際標準のテキストとなっている。DSM-4やICD-10などの疾病分類を中心に据えつつ,定義,罹患率,原因,臨床像,特異的症状,随伴する障害,治療方法などが詳述されるとともに,児童虐待や無視(ネグレクト),混合性障害といった子どもの臨床場面で欠かせなくなった最新の視点も加味し,著者の知見の広さを示している。また発達心理学や疫学,面接場面での注意といった基礎的な方法論についても充分な紙数をとって触れられており,初学者の理解を促すことになる。必要にして十分な最新知見が内容豊かに盛りこまれているので,児童精神医学の初学者はもちろんのこと,ベテラン医や心理臨床家にも大いに役立つ一書である。
内容説明
本書は、児童精神医学、家族療法などの分野で知られるP・バーカーによる、児童精神医学の最新教科書である。この領域は、臨床心理学や発達心理学の進歩、生物学的精神医学の進展に伴って、新しい知識が日々、集積されている分野のひとつであるが、原書は1971年の発刊から6版を重ね、世界各地で翻訳される国際標準のテキストとなっている。
目次
子どもの正常発達
子どもの精神障害の原因
子どもの精神障害の分類
子どもの精神障害の疫学
子どもと家族のアセスメント
行為障害および反抗性障害
多動および注意欠陥障害
不安障害と情緒障害
行為および情緒の混合性障害
大感情障害と自殺〔ほか〕