内容説明
本書は、必ずしもソリューション・フォーカスト・セラピーをどうやって行うか、という方法論について書かれたものではない。これは、クライエントをエンパワーし、協調を増し、家族を支援し、セラピストが行き詰まった時に手助けになるようなやり方について段階的に述べた、実践的手引きである。特筆すべき点は、クライエントとセラピストが「何か違うことをする」のに役立つような、常識的で実行しやすい15の介入や提案が書かれていることである。
目次
第1章 ファミリー・ベースド・サービス(FBS)とは?
第2章 初期の段階
第3章 問題を定義する
第4章 協同を発展させる
第5章 目標を設定し契約を結ぶ
第6章 有益な質問と面接技法
第7章 家族面接のすすめ方
第8章 中期そして終結期
第9章 何か違うことをせよ
第10章 特殊な問題