内容説明
本書は植物生態学の基礎論と、それに基づく具体的な研究例およびその応用について述べている。全体の構成は1章から14章までとなっているが、各章はそれぞれで完結していて、他の章を参照しなくても理解できるように書かれている。
目次
基礎編(植物生態学の基礎論;世界の植物群落分類;植物群落の分布要因論;植物群落の動態予測;遷移が進むとその場はどう変るか ほか)
応用編(ブラジル北東部の植物生態;世界の薪炭問題:ホンジュラスにおける事例研究;ケニアにおける植生回復実験;中国内蒙古草原の退行とその防止)
著者等紹介
林一六[ハヤシイチロク]
昭和14年(1939年)、長野県に生まれる。東京教育大学理学研究科修士課程卒、理学博士。現在、筑波大学生物科学系教授。専門は植物生態学
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