目次
地理学とは何か
地図に親しむ
身のまわりの風景
フィールドを歩いて地域を調べる
環境の変化と高潮被害
人口の地理学
日本の産業に何が起きているか
都市とは何か
都市と農村
観光・余暇の地理学
人とモノの流れ
GISって何だろう
マイノリティ地理学から批判地理学へ
著者等紹介
高橋伸夫[タカハシノブオ]
筑波大学名誉教授
内田和子[ウチダカズコ]
岡山大学文学部教授
岡本耕平[オカモトコウヘイ]
名古屋大学大学院文学研究科教授
佐藤哲夫[サトウテツオ]
駒澤大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るりさん
1
大学の地理学の入門書。 人口動態の授業を履修したり、関連する研究会に所属しながらも、実は知らないことがたくさんあったので、少しでもわかるようになればいいなあという期待を持って手を出した。 都市とは、景観とは…という基礎的なことから、あまり馴染みのないGISの概要まで、広く浅く、地理学の全体像が掴めた気がする。少し内容は古いけど、コラムも面白くて、取っ付きやすい本だった。2014/07/06
はすはす
1
大学生向けの地理学(特に人文地理学)の入門書。観光や人口などの各テーマについて、具体的な事例を見ていく。写真や図が豊富で、内容も親しみやすいものが多いため読みやすい。各テーマ毎に練習問題が付いていて、思考のトレーニングにもなる。そして何より、薄いからすぐに読み切れる。ただし、具体的な事例を断片的に取り上げているだけなので、地理学を体系的に学習するのには向いていない。それから、ところどころアカデミックで取っ付きにくい内容も含まれている。高校で地理を履修した人が読んでも、そうでない人が読んでもよいだろう。2012/09/09