内容説明
本書は、九州のそれぞれの地域に深くかかわってきた方々に、おもに明治以降の歴史的展開過程と人々の生活という視座から、地域変貌というテーマで書かれたものである。
目次
三つの「神話」―福岡市
鉄の街からの脱皮―北九州市
城下町から筑紫平野の中心都市に―久留米市
炭鉱都市から市民都市へ―大牟田市
水利権の再編が進む県境の川―筑後川
「クリーク」網のなかの親水都市―佐賀市
九州のクロスロードシティ―鳥栖市
前海、干拓地、クリークの変貌―有明海沿岸
出島、造船そして観光平和都市へ―長崎市
寒村から軍港都市に―佐世保市〔ほか〕