目次
詩人のまなさし
奴婢とその主人
アンドレ・ダルマスとの対話
『白日の狂気』についての演習
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bevel
3
ハイデガーみたいだけど、ハイデガーじゃないという内容の1956年の「詩人のまなざし」は、ブランショ的な語彙が飛び交う直前の時代の証言として貴重だなと思う。あとコランの本のインパクト大きかったんだなと思った。2020/07/12
kyohei
1
友愛で結ばれたレヴィナスがブランショのテクストを、自分の哲学にあうように読解したようなもの。真理などハイデガーに対する批判など。突然レヴィナスが彼の哲学を語り出したりするので、まずレヴィナスに触れていないと分からないかもしれません。「『白日の狂気』についての演習」という章がやけに難しかったですが、全体としては読めなくもないか。2011/08/30