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生命と機械をつなぐ知―基礎情報学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 213p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784771109957
  • NDC分類 007
  • Cコード C0004

目次

第1章 情報(情報とは何か;情報学の分類 ほか)
第2章 システム(自律システムと他律システム;コンピュータ・システム ほか)
第3章 メディア(伝播作用;成果メディア ほか)
第4章 コミュニケーションとプロパゲーション(システム作動と意味伝播;構成される世界 ほか)

著者等紹介

西垣通[ニシガキトオル]
1948年東京生まれ。1972年東京大学工学部計数工学科卒業。日立製作所、スタンフォード大学にてコンピュータ・システムの研究開発に携わった後、明治大学教授を経て、東京大学大学院情報学環教授。工学博士。専攻は情報学・メディア論。理系の知と文系の知をつなぐ新しい情報学の構築をめざし続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽん教授(非実在系)

3
基礎情報学を高校の情報科で扱う際の教科書として執筆したもの。2~4ページに一回のペースでイラストがあり重要な用語は太字になっているなどインタフェースが工夫されていて読みやすいが、中身は高校生にはきついんじゃないかと思われるような概念(例えばルーマンの社会システム理論や自己組織性・オートポイエーシスなど)もかなり出てくる。とはいえかなりかみ砕いて説明しており事実上のシステム論入門にも使える程である。トピックはロボット倫理やコピペの話など多岐にわたり網羅性が高い代わりに掘り下げは自力でやる必要がある。2016/10/22

井の中の蛙

2
情報工学、応用情報学、社会情報学の概念的ベースとしての基礎情報学の入門書。個人が大きく依拠する成果メディアとそれに応じたHACS(階層的オートポイエティック・システム)の食い違いが、争いの種になっていることがよくあるように感じた。炎上、ロボット、学習機械といった問題にも触れられている。また少し世界の見方が変わって、良い本だったと思う。2023/06/20

ネクロス

1
情報って何からはじまって人と機械の違いについて、と話が進む。基礎情報学という分野にまとめた範囲は広いので、掘り下げは少ない感じ。2013/11/24

kanaoka 56

0
高校生向けであるものの、人間の本質をついた深い内容。 何よりも大変分かりやすいという点で、素晴らしい。2015/04/08

izw

0
基礎情報学入門としては分かりやすく書かれた良い本だと思う。 高校の情報教育の教科書を念頭においたいう言があるが、前半はよいが、後半のHACS(階層的自律コミュニケーション・システム)を巡る哲学的な議論は高校生向けなのか、ちょっと疑問。2012/10/30

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