目次
第1部 如何なる社会で子ども本人による学習集団「豆学校」は形成されたのか(戦後から一九六〇年代前半より)(越県分村合併問題と開拓の入植者が混在する地域社会―相和さない生活と困窮;学習不在・偏見による自己否定する子どもの状況から生まれた「豆学校」;「豆学校」誕生から定着へ)
第2部 恵那地方の統合教育(動く恵那式統合教育;統合教育を支える基盤)
第3部 障害者地域生活運動―「ひがし生活の家」を中心とした市民運動へ(同じ立場の人が関わり・調査していくこと;廃品回収による「仲間集団」の社会的ネットワーク;綴方集『愛の鈴』制作配布過程にみる社会運動性―一九八〇年代の恵那地方の障害者地域生活運動より;地域に根づくということ)
著者等紹介
篠原眞紀子[シノハラマキコ]
神戸大学大学院教育学研究科修士課程修了。立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、立命館大学衣笠研究機構生存学研究所客員協力研究員、鳴門教育大学心理臨床コース障害科学領域共同研究者、大阪国際大学・大阪社会福祉専門学校他非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。