神奈川大学法学研究所叢書
3・11以後の日本の危機管理を問う

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784771024205
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C3031

目次

第1章 東日本大震災に見る政治の危機対応と組織の在り方
第2章 3・11を経た日本の災害対策の在り方―米国危機管理専門家の検証と提言
第3章 米国における非常事態の災害対応システムとその日本への導入
第4章 米国の危機管理を支える原点―システムの標準化により緊急事態に対処
第5章 米国における最新防災危機管理研修システムの実際―TEEXと軍のICS教育
第6章 同時多発テロ事件以降の米国の危機管理の状況と課題
第7章 FEMAと災害:その栄光と挫折―FEMA内部の視点から
第8章 東日本大震災の教訓を経た日本の危機管理の在り方(シンポジウム)―米国FEMAの経験を踏まえて

著者等紹介

務台俊介[ムタイシュンスケ]
松本深志高校卒業。東京大学法学部卒業。1980年自治省入省。茨城県総務部長、地方分権推進委員会参事官、総務省消防庁防災課長、自治財政局調整課長、大臣官房参事官、自治体国際化協会ロンドン事務所長などを経て、2010年から神奈川大学法学部教授。2012年12月からは衆議院議員(長野県第二選挙区選出)

ボスナー,レオ[ボスナー,レオ][Bosner,Leo]
1979年の米国危機管理庁(FEMA)発足以来同庁に勤務。2000年から1年間、日本における危機管理について研究のため日本に滞在。その後、FEMAを退職し、現在はワシントン在住の危機管理コンサルタント。2011年の東日本大震災時に講演のため日本に滞在。2012年には日本政府の震災対応検証のため、日本学術振興会の短期招聘で来日

小池貞利[コイケサダトシ]
1987年海上保安大学校卒業後、海上保安庁にて巡視船勤務、本庁勤務(国際課係長・情報通信企画課専門官)等。専門は通信工学。国際海事機関(IMO)(ロンドン)出向(1993‐1995年)。2007年退職後、衛星通信・危機管理等のコンサルティングに従事。2002年米ジョージ・ワシントン大学危機/災害/リスクマネジメント研究所(GWU/ICDRM)(人事院在外研究)。2003年放送大学より学術修士(政策)。2007年豪ボンド大学より経営学修士(MBA)

熊丸由布治[クママルユウジ]
1979年神奈川県立大和高等学校卒業後、在日米陸軍消防本部入隊、消防士、火災予防査察官、司令通信員、分署長を経て2006年日本人初の在日米陸軍統合消防本部次長に就任。現在、在日米陸軍消防本部次長、一般社団法人「災害対応訓練研究所」代表理事、東京電力(株)危機管理アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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