目次
第1章 マルサスの戦後不況論(『外国穀物輸入制限政策論の根拠』におけるマルサスの戦後不況論;マルサスとリカードウの戦後不況論争―一八一五年から一八一七年へかけて ほか)
第2章 大正九年恐慌と日本人の商道徳―平生釟三郎日記から(戦後の反動、バブル、そして恐慌から慢性不況へ;平生釟三郎の見た戦後の景気変動 ほか)
第3章 日本における“経済学”系社会政策論と“社会学”系社会政策論―戦前の軌跡(社会政策論の二潮流;大正・昭和初期人口論争再考 ほか)
第4章 金融恐慌下の金融資本主義と国家市場経済―『金融資本論』の金融革新分析と現代擬制資本論(金融恐慌の現状と分析課題;現代金融恐慌からの市場再建と理論課題 ほか)
著者等紹介
羽鳥卓也[ハトリタクヤ]
1922年岐阜県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。経済学博士。現在、岡山大学名誉教授
藤本建夫[フジモトタテオ]
1946年高知県生まれ。岡山大学法文学部経済学科卒業、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。現在、甲南大学経済学部教授
坂本正[サカモトタダシ]
1948年岡山県生まれ。岡山大学法文学部経済学科卒業、九州大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。現在、熊本学園大学商学部教授
玉井金五[タマイキンゴ]
1950年三重県生まれ。岡山大学法文学部経済学科卒業、大阪市立大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。現在、大阪市立大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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