目次
第1章 非道徳的な商慣行がもつ自己破綻的性質(非道徳的な行為は自己破綻する格率に基づいている;一貫性の欠如と非道徳性 ほか)
第2章 ステイクホルダーの人格を単に手段としてよりもむしろ目的として扱うこと(人格尊重の原則;従業員を利用しないこと―強制したりあざむいたりしないこと ほか)
第3章 道徳的共同体としての企業(組織と人間本性にかんする見方;カント的な道徳的企業の構築に向けて―定言命法の目的の王国の法式 ほか)
第4章 義務に基づく行為―動機はどれほど純粋か?(道徳的な動機の純粋さにかんするカントの見解;戦略的見返りと道徳的動機 ほか)
第5章 コスモポリタニズムの観点(市場の倫理;国際ビジネスは世界平和、全世界にわたる普遍的な権利、そして民主主義に貢献できる ほか)
著者等紹介
中谷常二[ナカヤジョウジ]
博士(国際公共政策)。東北公益文科大学大学院公益学研究科准教授
勝西良典[カツニシヨシノリ]
東北公益文科大学公益総合研究所学外研究員、上智大学・拓殖大学・麗澤大学・横浜市立大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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