目次
序章 JR福知山線脱線事故の報道被害(検証・JR脱線事故;同志社大学の学生が受けた集団取材被害 ほか)
第1章 新しいジャーナリズムを創るために(歴史を振り返るということ;新聞記者の現在 ほか)
第2章 朝鮮拉致問題をめぐって(平壤宣言の意味;小泉首相による第二回訪朝の意味―二〇〇四年七月、曽我さんの家族が戻ってきて)
第3章 犯罪報道のあり方―ジャーナリズム・司法・医療を問う(附属池田小学校事件を発端にして;貧困な医療体制の充実こそが先決)
第4章 国家主義はふたたび進む(国家主義の犠牲者がでている;イラク日本人拘束事件と日本的家族国家主義 ほか)
著者等紹介
野田正彰[ノダマサアキ]
1944年生まれ。北海道大学医学部卒業。長浜赤十字病院精神科部長、神戸市外国語大学教授などを経て、2004年度より関西学院大学教授。専攻は比較文化精神医学。主な著書に『コンピュータ新人類の研究』(文藝春秋、1987年、大宅壮一ノンフィクション賞)『喪の途上にて』(岩波書店、1992年、講談社ノンフィクション賞)など
浅野健一[アサノケンイチ]
1948年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。72年、共同通信社入社。94年3月末、共同通信を退社。1994年度より同志社大学文学部社会学科(現・社会学部メディア学科)新聞学専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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