内容説明
生命と環境の倫理の新たな原則を提起、人間のよき生という倫理学の原点を再興する。いのちの主体性とすまいとしての自然という視点で、アメリカ製学問からの脱皮をめざして、伝統的倫理学の知恵を混迷の現代に生かす。
目次
倫理学の視点
第1部 いのちの倫理学(いのちが主人公;治すことの論理;いたわりと自律;支えあういのち ほか)
第2部 すまいの倫理学(地球は我が家;住みよさの悪しき追求;共に生きる作法;すまいのしくみ)
著者等紹介
工藤和男[クドウカズオ]
1950年生まれ。同志社大学文学部卒業。同志社大学大学院文学研究科博士課程後期退学。現在、同志社大学文学部教授。博士(哲学)。専攻、現象学、倫理学
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