ライフ・サイクルと社会保障・福祉―生・労・老・死の投資と収益

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 249p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771015593
  • NDC分類 364
  • Cコード C3033

内容説明

個人は、生・労・老・死を通じて、日常生活上の様々なリスクや、長命のリスクに対処するため、自助努力はもとより、様々な社会的仕組みを利用し、それに必要な費用を租税や社会保険料で負担している。しかし、自助努力には限界があり、個人がライフ・サイクルを通じて、社会保障制度や福祉サービスに依存しながら、社会的リスクに対応しなければならない機会が増えている。本書は、個人が生涯を通じて出会う社会保障制度や福祉サービスを、単なる制度論ではなく多角的に議論している。

目次

第1章 個人のライフ・サイクルと投資・選択行動
第2章 ライフ・サイクルと社会保障の現状と課題
第3章 胎児から就学終了まで
第4章 若年勤労時代の仕事と社会保障・福祉
第5章 中・高年勤労時代(税と雇用)
第6章 相互扶助機能の変容と社会保障機能の多様化
第7章 ライフ・サイクルと福祉サービス
第8章 高齢・退職時代と人生の黄昏・終焉

著者等紹介

岡崎昭[オカザキアキラ]
1932年生まれ。1989年関西大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。関西大学・大阪学院大学非常勤講師、皇学館大学社会福祉学部教授を経て、現在、皇学館大学・奈良県立大学非常勤講師。2002年3月経済学博士

萱沼美香[カヤヌマミカ]
1976年生まれ。2003年関西大学大学院経済学研究科博士課程後期課程修了。現在、皇学館大学社会福祉学部助手
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。