内容説明
本書は、患者会(患者団体)研究であると同時に、そこで行われている相互援助活動の分析を通して「患者が参加する医療」のひな形を提示し、地域社会で暮らす人々に共通の領域として患者の福祉の重要性を訴えようと試みたものである。
目次
第1章 日本の医療環境と患者
第2章 患者が当事者であること
第3章 患者の団体をどのようにみるか
第4章 患者団体の活動とその系譜
第5章 セルフヘルプグループの視点
第6章 患者団体の具体例から
第7章 経験的知識と相互援助活動
第8章 参加型医療と患者の福祉
著者等紹介
藤田礎史郎[フジタソシロウ]
1965年生まれ。1989年金沢大学文学部卒業。1998年金沢大学大学院社会環境科学研究科地域社会環境学専攻博士後期課程修了(学術博士)。現在、金沢リハビリテーションアカデミー非常勤講師
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