目次
序章
第1編 マルクスの近代観(近代の本質とその資本制的形態―マルクスは近代のどこを肯定したのか;共産社会二段階区分論の再検討―マルクスの消費観との関連で)
第2編 マルクス近代観再生の時代(複雑労働力商品生産の疎外論―家族、消費、教育、医療、福祉の一般経済理論へ向けて;民族自決はなぜ善だったのか;最近の日本のアソシエーション論について;プロレタリアートの倫理と社会主義の精神―進化論的唯物史観の運動論上の意義)
著者等紹介
松尾匡[マツオタダス]
1964年石川県に生まれる。1987年金沢大学経済学部卒業。1992年神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。現在久留米大学経済学部助教授
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