リクールのテクスト解釈学

巻田 悦郎【著】

晃洋書房（1997/02発売）

• サイズ A5判／ページ数 288,／高さ 22cm
• 商品コード 9784771009035
• NDC分類 135.5
• Cコード C3010

目次

第１章　意味論と指示
第２章　出来事と意味
第３章　エクリチュール
第４章　解釈と解釈学
第５章　テクスト解釈学
第６章　解釈の歴史性

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[袖崎いたる]

批判的にリクールが読まれてる。リクールのテクスト解釈学の理論体系の点検。著者の読みだと解釈学のお偉いさんであるガダマーの概念を、リクールは誤解しているらしい。

2022/12/01

[singoito2]

'60年代から'70年代のリクールのテキスト解釈学の変遷の歩みを丁寧に紹介していて勉強になる。また、ガダマーの歴史性の受容に関する批判も首肯できる。僕のようなリクールのオッカケちゃんにとってはとても参考になる本だけど、それ以外の人には全然、ピンとこないだろうなぁ。

2021/02/25