内容説明
天才エレクトロニクス技師ジェームズ・バロックは、特許にかかわる係争から、強盗殺人事件の犯人に仕立て上げられ、懲役十五年の刑でワシントン州マクニール島の刑務所に収監されている。わが身を陥れた者を、インターネットを駆使して調べあげた現代のエドモン・ダンテスは、復讐をはかるべく、嵐の海へ脱獄を決行する。同じころラスベガスのカジノで、まれにみる精巧な偽百ドル紙幣が発見された。FBIやCIA、財務省シークレット・サービス、インターポールを巻き込んで事件は意外な方向へ…。果たして贋札の真犯人は誰か?目的は何か?ユーロ流通を目前に、贋札をめぐって展開する、手に汗握る金融界のミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroyuki Kuroda
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なんというか、日本人が書いたとは思えないようなハリウッドチックな内容。この人が一人ですべて調べて書き上げたとしたらすごい。 最後の急展開が息もつかせなかった割に落ちががわからなかった(主人公の終わりがわからなかった)のが大変残念2012/06/28
Super mono color
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妥当な本と言ったところだが、いくら芸術家とはいえ、偽札に自らの手掛かりとなるようなものを隠すのだろうか?そういったところは一切頓着しないのでこの辺がしっくりこないが、それ以上に説明の煩雑さが気になった。真面目に読むなら紙とペンと考察時間が必要だ。そういうのを気にしなければ、よい本だと思う。2011/11/12
kanagon88
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説明が煩雑,複雑すぎて分からない部分が多し.2011/02/11
やぶやぶ
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★4