内容説明
奇想天外なふしぎな旅の物語。小人たちの住む「リリパット国」/大人の住む「ブロブディンナグ国」/自由に空を飛べる島「ラピュタ」/魔法使いの島「グラブダブドリッブ」/死なない人間のいる「ラグナグ国」/賢い馬の住んでいる「フウイヌム国」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっ
2
英語の勉強用に薄い英語版を読んだ。当時のイギリスの政治・宗教・教育・思想・人間の性質を皮肉った風刺小説。ということを踏まえて読むと面白く、風刺小説に興味が持てた。書かれてから400年くらいたっているのに現代にも通じる問題について書いてあるので、大人にこそ読んでほしい作品。2011/06/20
TsumuRi
2
英語の勉強用。私はガリバー旅行記は児童用のものしか読んだことがなく、賢人の国やフウイヌムの国の話を読むのはこれが初めて。こんなおもしろいものをなぜ今まで読まなかったのかと後悔した。全体的に皮肉とブラックジョークが効いててとてもおもしろかった。2010/06/27
晩成
1
何か英語の本が読みたくて探していたら、児童書のコーナーで見つけた。もちろん題は知っているし、小人に捕まっている絵も知っている。が、読んだことはなかったので手にした。英語は中学生にも読めるレベルで、物語を楽しむことができる。舞台は1700年前後だが、当時の日本が出てきたのは驚いた。また、意外に辛辣な社会風刺がされているのも興味深い。2017/08/12