出版社内容情報
これから目指すべき人間や人間関係、社会のありかたを象徴的に表す「共生社会」の理念をメインテーマに据えて検討し、福祉領域、家族、社会福祉と高齢者など多様な実践活動における日仏の社会比較を試み、共生社会のあり方を探る。Ｍ・メスュ、Ｃ・マルタンによる論文邦訳２編も収録。
目次
第１章 公共性とは何か
第２章 社会福祉領域を中心とした共生社会への挑戦
第３章 共生社会と家族
第４章 社会保障・社会福祉と高齢者の生活水準
第５章 二十一世紀と後期コント思想
第６章 依存する年代と年齢への依存
第７章 岐路に立つフランスの依存高齢者向け政策
