目次
心理システムの個体性
構造と時間
矛盾とコンフリクト
社会と相互作用
自己準拠と合理性
認識論にとっての諸帰結
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
抹茶ケーキ
1
下巻では意識や相互作用などのどちらかと言えばミクロな分野についての分析。心理システムは社会システムとは独立したシステムであるとのこと。その後は相互作用と自己準拠について。個人的には自己準拠の章、その中でも特に自己準拠の脱トートロジーについての分析が興味深かった(それほど深く展開されているわけではないけど)。下巻まで読んでもやっぱり言っていることがそれほど新しいともラディカルだとも思わないけど、構造主義とかポスト構造主義で断片的に言われてきたことを一つの体系にまとめあげたことが功績なのではないかと思った。2016/03/10
Kanou Hikaru
0
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