内容説明
勝利か敗北か―指揮官の責任とは何か。国際経済ジャーナリストの目がとらえた史上最大の日米決戦の真実。国家の存亡を賭けて対峙した日米両艦隊は、いかに雌雄を決したのか。また生と死の関頭に立ち、日米の指揮官はどう考え、将兵はいかに戦ったのか。日米両軍の動きを対比させながら描く新視点の太平洋海戦記。
目次
序章 巨砲、火を吹く
第1章 硫黄島の砂
第2章 レイテの山野
第3章 勝利か滅亡か
第4章 全軍突撃せよ
第5章 最後の大海戦
第6章 同期の桜
著者等紹介
江戸雄介[エドユウスケ]
1926年、横浜市に生まれる。横浜商業、早稲田大学を経て1947年、昭和電工に入社。3年後、貿易をこころざし、占領下のため外資系商社に勤務し、比島賠償貿易で活躍。その後、ベトナム特需や中東産油国勤務など、戦後日本の国際的巨大プロジェクトの中心にことごとく参加する。通算海外業務36年、世界38ヵ国に通じる。現役最古参の国際ビジネスマンとして、また先端産業のコンサルタントとして現在も活躍している。国際経済ジャーナリストとして、「ベクテル社の陰謀」「悪の石油メジャー謀略」「戦略国家アメリカが倒産する日」「知的所有権ビジネスの衝撃」/「夕日のミッドウェー」(光人社)など、多数の著書がある
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