内容説明
元防衛省のキャリア官僚“防衛審議官”と熱狂的読者を擁する軍学者がラディカルに斬り込む刺激的国防論。
目次
日本はみずから望んで米国の属国になっているだけ
核武装「後」の日本の防衛
政権交代が日本の独立を回復させるメカニズム
ケネディ政権は日本の核武装を望んだか?
カナダはいかにして米国に併合されてしまったか
「民主主義」インドはアジアの覇権国になれるのか?
神功皇后と豊臣秀吉の対支戦略
イスラム圏諸国はいつ世俗化するのか?
移民を大量に受け入れれば良いことがある
「北方領土を返せ」という要求は無理筋である
敗戦後のわが国の軍事出版史をふりかえる
著者等紹介
太田述正[オオタノブマサ]
1949年2月17日、三重県四日市市に生まれる。小学生時代、4年近くをエジプト・カイロで過ごす。東京都立日比谷高等学校を経て東京大学文科1類入学、東京大学法学部卒業後に防衛庁入庁。防衛庁時代に米スタンフォード大学(MBAと政治学修士取得)と英国防大学に留学。長官官房防衛審議官、仙台防衛施設局長等を歴任。2001年防衛庁を自ら退職し、第19回参議院議員通常選挙で比例代表候補として民主党から出馬したが落選。その後、いわゆる天下りをすることなく、国際時事評論家としてコラムの執筆を中心に活動をしている
兵頭二十八[ヒョウドウニソハチ]
昭和57年1月、陸上自衛隊・東部方面隊に入隊。昭和59年1月、北部方面隊を任期満了除隊。平成2年3月、東京工業大学・理工学研究科・社会工学専攻博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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