内容説明
地政学と防衛の“いろは”を学ぶ。軍事を知らずして国を語るなかれ―徹底的に噛み砕かれた戦争学基礎知識講座。現代日本の防衛・憲法・海外派兵等々を考えるためのお役立ちテキスト。なぜ日本は背信的詭計ともいえる「奇襲開戦主義」になったのか。「相手から攻撃を受けないうちは、こちらからは攻撃をしない」という国際的な公約に背を向け、日本の独立喪失に邁進した日本の国家指導者たちの大罪を抉り出し、日本の行く末に示唆をあたえる兵頭歴史観の原点。
目次
第1部 地理と防衛の制約が分かる32Q、32A
第2部 地理と防衛の制約が分かる24Q、24A
第3部 地理と防衛の制約が分かる37Q、37A
著者等紹介
兵頭二十八[ヒョウドウニソハチ]
長野市の消防局員の長男として1960年に生まれる。陸上自衛隊の北部方面隊に2年間勤務した後、神奈川大学の英語英文科に進学。2年生のときに手紙を書いたのが縁で、当時、東京工業大学の教授であった江藤淳に知られ、同大学の大学院・社会工学専攻の修士課程に進んだ。修了後、ミリタリー雑誌の編集部やテレビ番組制作会社等へ勤務の後、「ゴルゴ13」の原作公募が採用されたのをきっかけにしてフリーライターとなる。現在は北海道に居住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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