父・山口多聞―空母「飛龍」の最後と多聞「愛」の手紙

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769810513
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

日本海軍痛恨の日―ミッドウェー海戦から60年目に贈る悲劇の提督の手紙。提督最後の遺児が感涙で綴る父の実像。東京大空襲で焼失した旧山口家跡の仮住まいで92年の生涯を終えた未亡人の執念で保存された多門若かりし日よりミッドウェーに死するまでの「愛」と情念の手紙250通、600余枚を公開。

目次

第1部 山口多聞と空母「飛龍」の最後(わが父の思い出;山口家の人々;父・山口多聞のエピソード;海軍軍人としての父;ミッドウェーの海と空)
第2部 多聞「愛」の手紙に見る男とは(父からの手紙)

著者等紹介

山口宗敏[ヤマグチムネトシ]
昭和7年9月、東京市牛込区(現東京都新宿区)北町に生まれる。昭和26年3月、東京開成高校を卒業、第一銀行に入行。昭和31年3月、中央大学経済学部(夜間部)を卒業。昭和62年9月、第一勧銀(現みずほ銀行)を定年退職。平成8年5月まで関連会社に勤務
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感想・レビュー

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iso1884(いそって呼んでね)

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これぞ、天下のご子息本!三男・宗敏氏の熱い1冊。妻をそして家族を何よりも大切に想い愛し続けた男・山口多聞の手紙を大公開。仕事において自分に厳しく部下にも厳しいが、自らも尽力し、また部下の頑張りに対してきちんと労いを忘れない素晴らしき上司である。そういう厳格なイメージが先に来ていたが、これを読んだらガラリとイメージが変わった。妻への手紙は甘いのひとことだ…。だがそこがまたいい…。昨今囁かれるリーダーシップの手本に推したい。確かにちょっと短気でうっかり手が出る所があるようだが「漢」という意味ではアリです。

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