神風特攻の記録

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769809937
  • NDC分類 391.27
  • Cコード C0095

内容説明

その日、関行男大尉を指揮官とする敷島隊は六機だった!三時間前に突入した菊水隊でなく、敷島隊が特攻第一号とされた経緯。朝日隊磯川一飛曹の悲劇の周辺等々。主力となった甲飛十期生を中心とする生存当事者たちの証言、第一次資料の徹底検証、米側資料との対照により、客観的に論理的に“カミカゼ”にまつわる誤謬と虚像に光をあて、写真や図版、一目で状況を把握できる表組データ多数とともに、真実を追いもとめた異色ノンフィクション。

目次

第1章 マリアナ失陥後の戦況
第2章 大西中将マニラに着任
第3章 第一神風特別攻撃隊
第4章 捷一号作戦発動
第5章 カミカゼ発進
第6章 第一連合基地航空部隊
第7章 フィリピン最後の特攻
第8章 台湾に転進すべし
第9章 特攻秘話
第10章 神風特攻の結末

著者等紹介

金子敏夫[カネコトシオ]
1921年栃木県に生まれる。1943年第三期海軍兵科予備学生(教育斑)として海軍兵学校入校。1944年土浦海軍航空隊付。予科練、兵科予備学生等の教官。終戦により復員。戦後、東京工業大学卒業。東京計器、三菱電機、三菱プレシジョンを経て、東京工科大学教授、放送大学講師。飛翔体、射撃指揮管制装置(FCS)、工作機械、ロボット等の制御の研究開発に従事。工学博士。主著に「数値制御」「機械制御工学」など、訳書に「自動制御と経済動学」ほかがある
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