K books series
室内対応型光触媒への挑戦―技術革新が実現する世界

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769371335
  • NDC分類 431.35
  • Cコード C3058

内容説明

近年、さまざまな分野から注目されている光触媒。日本発のオリジナル技術として、また21世紀のキーテクノロジーとして、その発展が大いに期待されている。中でも、可視光化を含めた室内対応型の光触媒技術が、未来を切りひらく鍵を握っている。本書は、これまでの可視光応答型光触媒開発の歩みから、現状のあらゆる取組みを紹介しながら、今後の室内対応型光触媒の展望を読みやすく、わかりやすく解説した待望の技術書。

目次

第1章 室内対応型光触媒への挑戦(酸化チタン光触媒の原理と小史;いま、なぜ可視光光触媒が騒がれているのか? ほか)
第2章 可視光対応型光触媒の現状(窒素ドープ酸化チタン;硫黄ドープ酸化チタン ほか)
第3章 可視光応答型光触媒~研究・開発小史(これまでの可視光応答型光触媒開発の経緯;可視光応答型光触媒開発の動向 ほか)
第4章 室内対応に向けた様々なアプローチ(微弱光下における抗菌効果向上―抗菌金属とのハイブリッド;高感度化親水性材料)
第5章 室内対応型光触媒Q&A

著者等紹介

橋本和仁[ハシモトカズヒト]
東京大学先端研所長・同大学院工学系研究科教授。1980年東京大学大学院理学系研究科化学専攻修士課程修了。1985年理学博士。1980年分子科学研究所技官、1984年助手。1989年東京大学工学部応用化学科講師、1991年助教授を経て、1997年東京大学先端研教授、2003年東京大学大学院工学系研究科教授(併任)、2004年東京大学先端研所長、現在に至る。専門分野は光化学、分子磁性学、環境科学

入江寛[イリエヒロシ]
1994年東京工業大学大学院理工学研究科無機材料工学修士課程修了。1994年住友金属工業(株)入社。2000年東京大学工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了、学術博士。神奈川科学技術アカデミー研究員を経て、2001年東京大学先端研助手、2004年同大学院工学系研究科助手、現在に至る。専門分野は材料工学、機能材料

砂田咋乃[スナダカヤノ]
財団法人神奈川科学技術アカデミー研究員。東京大学先端研協力研究員。1981年京都府立大学農学部卒業。1981年宝酒造(株)入社。2003年東京大学工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了、工学博士。2002年財団法人神奈川科学技術アカデミー研究員現在に至る。専門分野は環境科学、生物化学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。