平和と平等の浄土論―真宗伝統教学再考

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平和と平等の浄土論―真宗伝統教学再考

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784768479810
  • NDC分類 188.61
  • Cコード C3015

出版社内容情報

著者が注目するのは、大逆事件で幸徳秋水らとともに死刑判決をうけた真宗大谷派僧侶・高木顕明の親鸞思想解釈である。非戦を唱え、自らが人々を済度する主体となるという顕明の解釈は親鸞思想に沿っているのか。
親鸞思想の重要な要素である「往還二回向」「仏身論」について、戦争協力に積極的であった真宗近代教学ではなく、江戸時代の伝統教学の大家・香月院深励の講義録『註論講苑』に沿いながら、その解釈の歴史を詳解し、顕明の非戦と済度の解釈が親鸞思想に沿ったものであることを明らかにする、著者渾身の浄土論。

内容説明

真宗伝統教学の大家、香月院深励の講義録『註論講苑』に沿いながら、親鸞思想の重要な要素である「往還二回向」「仏身論」についての解釈の歴史を批判的に考察。平和と平等な救済を目指した高木顕明の思想が親鸞思想解釈に沿うものであることを明らかにした、著者渾身の浄土論。

目次

第1部 親鸞教学の骨格としての『浄土論註』(高木顕明の非戦論の真宗教学的背景;香月院『註論講苑』文前玄義の概要)
第2部 真宗伝統教学再考―プラグマティズムとしての仏身・仏土論(真宗伝統教学再考―高木顕明の還相回向論のルーツを求めて;浄土教における仏身論とプラグマティズム;プラグマティズムとしての仏身論―神の仮説と方便法身)

著者等紹介

菱木政晴[ヒシキマサハル]
1950年金沢市生まれ。宗教学者、真宗大谷派僧侶、元同朋大学特任教授。長年にわたり真宗大谷派の戦争責任を追及すると同時に政教分離訴訟などの平和と人権の市民運動にも関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。