著者等紹介
武田花[タケダハナ]
1951年、東京生まれ。写真家。写真展「眠そうな町」で第十五回木村伊兵衛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジョゼ★マイペース出没@アイコン変更
76
武田花さん、1951年東京生まれ。 この写真集は2007年発行。 東京の路地裏で生活する野良猫たち。 全てモノクロームで、どこか退廃的な美を感じます。 陽の光のコントラストが綺麗です。 キリリとした猫たちの目、丸々とした顔つきの猫、シュッとしてる猫、狭いところに隠れたり、と様々な野良猫たちの逞しさがよく伝わってきます。 気分が良ければゴロンとし、逞しく生きていてもそこはやっぱり猫なんだな。ちょっとほのぼのしました。 こんな所に猫がいるんだ、という写真もあって面白かったです。 添えられた文章も良かった。2023/06/13
榊原 香織
64
見事に野良猫顔のネコたちがにらむ。 モノクロ 下町には野良猫が似合う。そしてモノクロ写真がハマる。 真似して撮ってみようか2021/12/10
いしかわ
34
いろんな猫がいるんだなぁ、としみじみ。いつも入らないような小道に入って、偶然 猫と出会う。どこに連れて行ってくれるの?って、猫との不思議な旅をしたような、そんな気分にさせてくれる一冊。猫の世界は、とても広くてとても不思議だった。2013/08/23
どぶねずみ
28
野良猫が中心なのか、体の毛を触ろうとすれば今にも逃げ出しそうな、野性的で警戒心をむき出した猫の写真が多い。飼い猫のような愛らしさはほとんどないが、それも凛々しくてまた猫らしさを感じる。2017/03/05
宇宙猫
15
★★★★★ 白黒で、ブロック塀や古い感じの建物でレトロな感じがする写真集。家の周りにいる猫達という特別感のなさが良い。首輪をしているこもいるし、ご飯を貰っている子も多いのかもしれないな。2022/09/23